久々にビデオ見た

ホントに久々。何年ぶりだろって言う位。


『GO』
在日韓国人の友人から薦められた映画。
主人公は韓国国籍を持つ日本人の恋愛の物語、で良いんですよね?
人間は元を辿れば同じ。だけど人種によって差別されたり、そこまでは行かなくとも
違う目で見られたりする事はしばしば起こるものです。
民族学校の教育をこの映画では赤裸々に描いているし、民族意識の違いなど色々と考えさせられました。
主人公の友人が民族学校の女生徒を庇う所で不覚にも死んでしまうところには思わず涙してしまいました。
どうしてこいつが?こんなにも将来のことを考えて生きてきたこいつが
悪戯心で近寄った奴に殺されなければならなかったのか。主人公の悔しさがこちらにも伝わってきました。
そしてラスト。日本人の女の子は親から「韓国や中国の人は血が汚い」と言われていたのを振り切り、
もう一度主人公と結ばれたところは感動で身震いしました。


「日本人であって日本人でない」人たちの生き方。それは僕らには理解しがたい程の苦闘があるんだと思います。
その努力というか、必死に生きている姿を僕らはとやかく言うことは出来ないんだなと感じました。
複雑な思いのままそれでも生きている。そんな彼らの生き方に脱帽しました。
「在日とかカンケーねぇんだよ!俺は俺なんだよ!」


僕のリアルでの苗字は沖縄でよく使われる苗字です。うちのおじいちゃんの代までは沖縄に住んでいました。
普通(?)の日本人に比べて堀が深く色が黒かったせいもあって、よく「インド人」とか言われました。
小さい頃はそういうのにナーバスになるんでしょうか、それを言われては嫌な気分になりました。
ま、人間外見やレッテルで判断してはいけないと言うことです。人間はやっぱ中身で勝負!
……何正論唱えてんだ自分。




でも本籍が鎌倉ってのはわらけるけど。