某氏の日記を読んで

浅はかだったよ、自分は。いや、そういうのを『愚か』っていうんだよね。
もっと自分の作った財産って奴を大事にしないといけないよね。
作ったのは自分なんだから、他人にとやかく言われる筋合いは無いわけで。
勿論、もっと伸ばせる部分とか直さなきゃいけない部分とかは修正する必要はあるんだけど。
昨日も言ったけど、制作物って奴は自分の経験が凝縮されるものでもある訳で。
自分を映し出す鏡と言ったら言い過ぎかもしれないけど。
特にシナリオなどの文章として表されるものは余計にその経験が表れるなーって思うのです。
だから、自分のものを大切にすると同時に、相手のシナリオも大事にしなきゃなって思うわけで。


最初の方はとにかく『評価』って欲しかったと思う。
自分のシナリオがどれだけの人がプレイしていて、またどんな評価を下してるのか知りたいって気持ちは絶対にあった。
だけど、評価を貰う為にシナリオを書くってのは間違ってる。
ちやほやされたい為にシナリオを書くのか?
違う、そうじゃない。人に楽しんで貰えるものを作りたいからシナリオを書く。
この『作りたい』が大事なんだって思う。
最初っから完璧なシナリオを書ける人なんて、この世には存在しない。
文豪とか巨匠とか言われる人が最初から文豪・巨匠だった訳じゃないのと同じ理屈だ。
だからこそ、一回一回のシナリオに丹精を込めて作ってる。
自らの納得いくシナリオを作り出しては吟味し、それから再構築して新しい進化したシナリオを作る。
これからもそういうシナリオを作っていきたい。




くそう、どうして僕は根本を見誤るんだ。情けなや、ああ情けなや。
てな事で、もう寝ます。ぐー。