ネタを探してみよう

うーんそうですな。
『僕と僕らの夏』のシナリオを手がけた、早狩武志氏のショートストーリーを読んでました。
サイトはこちら → http://www.tt.rim.or.jp/~hayakari/


とりあえず一作品だけ。『岸辺の夜』という物語。
400字詰め原稿用紙に換算すると105枚なので、比較的短時間で読めます。
この作品。死という人間として避けられないものをどう捉えるかという所に観点を置いてます。
プラモ繋がりで彼女が出来ると言うのはこの物語の導入の導入でした。
これを読んで、人間として深いものを考えさせられたという印象を受けました。
決してハッピーエンドという訳ではないです。現実という壁はどうしても打ち崩す事は出来ません。
ただただ、その状況に直面した時の登場人物達の描写が、やっぱり巧みだなぁと感じました。


もしお時間があれば、一読をお勧めします。