SRCプレイ感想

『らだ』 第3話まで
話が進むにつれて話は面白くなってくるのですが、
如何せん各話毎で出てくる固有名詞が多すぎて、認識するのに大変。
また、テンポの良い所と悪い所の差があるので、人によってはダルいと思う箇所があるかもしれません。
特にどこかの社長さんと年齢不詳娘との会話は正直しんどかったです。
つーか初登場で漫才って、何かデジャヴュを感じるなぁ。


遺跡に潜り込んで遺物を盗んだり、町を護衛したりするトレジャーハンターのお話。
特攻隊の少年ではありませんでした、くそう。


様々な固有名詞が飛び交っていますが、それをどう上手く処理しつないで行くかが、
このシナリオが面白くなるか否かの分かれ道だと思います。
素材としてはいいものを含んでいるので、これからに期待です。



『かぜのはてまで』 1話完結
雰囲気は奈須きのこ風味と言ったらいいのでしょうか。
最初アイコン無しで喋っているキャラは、女の子の彼氏だと思っていたのは僕だけでしょう。
会話文のみで構成されているので、所々描写の判りにくいところがあったのが残念な所。
しかし、その独特な世界観は正直真似出来ないなーと、感心しながらプレイしていました。


戦闘なんですが、敵味方ともMAP兵器という、一風変わった感じ。
特殊効果の行動不能・毒があるのを知らずに戦っていたら、鷹が落ちてゲームオーバー。
更にSPが回復するのを知らずに、SP温存しながら戦っていたら、鷹が落ちてゲームオーバー。
その2つを駆使しないと絶対にクリアできないクオリティ、うわん。


少し苦言を言うとすれば、もう少し物語のボリュームが欲しかったかな、と思いました。
そうでないと、彼(?)とリラの関係、またはもう一人の女性との関係もわからなかったりするので。
僕としては最後までプレイして、作者さんのHPに書いてあった
「ワケありの二人がある日をきっかけに自分達を見つめなおしてこれから辛いけど頑張って行こう」
というものは判らなかったです。僕の理解力が不足していたからなのかも知れませんが。
後、語彙不足の僕にとっては難しい単語ばかりで大変でした。難易度高けぇ。


色々言っておりますが、僕にこういうのを書けと言われても出来ないので、
こういう自分に無い感性を持っている人のシナリオをもっとプレイしておきたい所です。