SRCプレイ感想

『平成妖械記』 第1話まで
百合っぽいお話だという事ですが、正統なオリロボしなりお。
キャラクターのつくりが自分にはツボに嵌りました。特に芥川、何でも嘘うそ言うなって!
ロボットが全部妖怪っていうのもよく思いついたなーと。そして全く違和感が無いのが凄いところ。
お話としても凄く丁寧というか、読んでいて楽しいです。偶然見つけたお札を持っていたら異世界に召喚されちゃうこととか。
あの辺りは燃えました。
元々軽快な会話は好物なんですよねー。自分にとっては冗長とは思わなかったですし。
戦闘に関しては、1話ということでヌルめです。しかし、最初はゲームオーバなってしまうのは最早お約束なのかな、僕は。
実際は2話の戦闘直後まで進めたのですが、2話の感想は全部終わってから書こうかなーと。


全体的に丁寧な作りで、軽快な会話で話が進んでいます。気になったところが無いっていうシナリオは久しぶりですねー。
まー、キャラクターの名前殆どが作家で埋め尽くされているのは、ネタなんだろうけれども。読む人にとってはバレバレというか。


『少女レイア』 1話完結
1話完結の等身大オリシナリオ、ということでプレイ。オリばっかだよね、自分。
何と言うか、最後のピクセルさんに『呪い』をかけるところには驚いたというか。
ああー、こういう助け方もあるのかっ! と感心、勉強になりました。
話の内容は、無邪気なピクセルさんに、「マックス」を猜疑の目で見るレイアさんが出会うお話。
時として、邪気無く接する姿勢は猜疑の氷を溶かす、という奴。何回か会う事によって2人は種族の轍を超えて仲良くなります。
それでも自分は「マックス」を嫌いなんだと言い聞かすレイアさんがいじらしく思えてみたり。
好きになろうと努力していた矢先、自分の母親をピクセルさんの兄貴達に屠られた時の怒り・苦しみはいかばかりであったのでしょうか。
結局、別種族同士仲良く出来ない、それが普通の理。ほんの一時でも仲良くなれるって信じた私が愚かだった、と思ったでしょう。
兄を倒した後、憎しみの対象である「マックス」を倒さなかったのは、一時でも好きになったピクセルの前で実の兄の死を
見せたくなかったからなのでしょう。その優しさが裏目に出ちゃいますが……。
んで最後の『呪い』になる訳です。
展開としては暗いのですが、重いというわけでもなく。最後にはハッピーエンドで終わりますしね。


戦闘はというと、SPが無いので意外と苦戦。打つ手を間違えるとゲームオーバー直行とかしばしばある感じで。
先属性+吹き飛ばし無かったら大変だったよなーと。
専門用語に関して、最初に登場したときには括弧で括って欲しかったなと。人の名前みたいで判り辛かったです。
1話完結なので内容的にはコレくらいが良かったという感じ。
もし続きが出るのならば、レイアさんのオヤジが出てきて、オヤジをぶん殴る展開を希望します。