SRCプレイ感想

『機兵伝』 第7話
この話最大の見所は、ゼムスくんの愛称がゼッくんになった所です。
……ゼットン


すみません、嘘言いましたゴメンなさい。
……それは置いといて、今回様々な所がリメイクされています。
ゼムスのアイコンや、タイトルコール・場所表示の演出など、パワーアップされています。
こういうさり気無い演出が出来るようになりたいのう……。
さて、物語の方ですが、今回はゼムスの心情を中心に描かれています。
リアリを護ると言いながら護れなかった自分への苛立ち、不甲斐無さに自分を責めるゼムス。
それを諭すのは、今まで陰に陽に支えてきてくれた蒼流――。
彼の肺腑を抉るような諫め言葉を拒絶せず受け入れるゼムスの思考回路は、人間よりも上手く出来ているのかも知れない。
だがそれでも、彼は過ちを犯そうとする。リアリを救う為、護れなかった不甲斐無さを払拭する為に。
憎悪には憎悪を。自らの正義の為、邪魔する者は消し去るのみ――。
その凶行を遮ったのは、自分より力の無い小さな女の子。
後悔、コウカイ――。ゼムスの思考にそれが降灰していく。消えもせず、ただ積もるのみ。
後悔の灰を掻き分ける少女に、ゼムスは何を見出すのだろうか――。


うむぅ、微妙に判りにくいレビューだのう。
プレイしていて面白いなー、と思ったのは紛れも無い事実です。
主人公の心情の掘り下げ方が上手いんですよね。彼だからああいう態度・行動に出るのも頷けますし。
くそう、見習わないとっ!