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>昨日・今日とメールして下さった方へ
風邪云々もあったので、すぐに対応出来なくて済みませんでした。
励まして下さってどうも有難う御座います。とりあえず、まぁ。咳き込んではいますが心は元気です、うん。
自分を追い詰める癖というのはなかなか直らないものです。それが良い方向に作用してくれれば何も問題ないんですよね。
性格というものは、長所にもなり短所にもなります。
心というものは不思議なもので、自分の(心の)調子が悪い時は物事を悪い風に捉える事がままあります。
物は捉えようで如何様にでも見えてきます。だまし絵の様に、違った観点から見れば全く違う絵が浮き出て来るように。
自分が悪い状況に陥っている時、「様々な事象」というだまし絵をある一定の観点しか見る事が出来ない時、だと思っています。
その観点の転換を、一早く見つけたいなぁとは思っている次第です。
失敗は誰だってしたくないもの、味わいたくないもの。
ですが失敗しなければ判らない物もあります。否、間違えて初めて気付く事の方が圧倒的に多いような気がします。
それに対して逃げるか挑むか。兆しに対して之繞(しんにょう)を付けて流すのか、手偏(てへん)を付けて掴むのか。
要はそこなんだろうなと思います。


前置きが長くなってしまいましたが、励ましのメール、本当に有難う御座いました!
思い詰めると深みに嵌ってしまうタイプなので、ああ言って貰えると嬉しいです、本当に。
そして、いつもこのHPを見てくださって、そして気に掛けて下さって感謝です。
もっと頑張れるよう、愚癡出さずに朗らかにいけるよう、進んで行きたいと思います故。


追伸。自分のシナリオで、偶然にも貴方が励まして下さったような言葉がありましたので、載せておきます。
というか、自分で書いているのに実践出来ていないってどういう事やねん! と思うんですよ。はぁー。



『LastSpell』17話、小話ラスペ「フライタ達って一体どうなったの?」より一部抜粋。
これを書いたのは約9ヶ月前ですかね。

「……僕は、意気地無しだから、さ――」
 「フライタくんが意気地無しだなんて、誰が決めたの?」
  「へっ?」
 「思いつかない? 『貴方には意気地が無い!』とか誰から言われた?」
  「…………」
 「それならば、私が貴方に言う事は唯一つよ。それで貴方が更生することが出来るのならば、それに越した事は無いけれども。
  自分の自信の無さに怯えないで生きることは、結構大変だから、すぐには直らないと思うけれども――」
  「それは……何なんですか?」
 「自分の悪い所を認めて、甘え上手になりなさい」
  「……はいっ?? 甘え上図になるって、一体??」
 「意固地にならない事なの。自分に嫌だイヤだと思っている所に意固地になって、自分を嫌っても仕方ないのよ。
  そして、自分を嫌っていると他人にもその『嫌う』想いが募ってしまうのよ」
  「それが。僕がサリシアに対して嫌な行動を取っている全てだ、と?」
 「そうとは言わないわ。それが全てじゃないもの。
  フライタくん、成長しなさい。自分を成長させる事で、他人に対する接し方も随分変わってくるものよ」


何かもう、ほとんどそのままと言いますか。