久々のSRCプレイ感想

一番最後に人様のシナリオをプレイしたのって何時だろう……。ヤバイなぁ、この状況。
最近、物語のテンポというものを重視するようになって来ている気がします。
ゆるやかに流れても違和感を感じないもの、目まぐるしく展開が変わっていくもの。
要は、そのシナリオに合ったテンポをどう捉える事が出来るのか――。
凄く難しいのですが、それが出来るようになれば占めたものだろうなーと思います。


『機兵伝』 第8話
子供は最強でしたとさ、まる。


……ああっ、ごめんなさい! 石を投げないでっ!!
コミカルではっちゃけている場面と、シリアスになる場面とがしっかりと対比されていました。
ゼムスには、明かされていない様々な過去があり、その過去を知っている人物と出会う事でその片鱗を映し出していく
という見せ方は、8話においても成功しているなー、と感じました。
ゼムスという主人公に魅力を感じるのは、そういった所なのだろうなーと思います。
逆に気になったのが、前半のもっさり感とオスナ登場のハイテンション展開。
物語を進めていく上で、シュカとのやりとりは必要ではあると思うのですが、
少し物語のテンポがもっさりしているかな、と感じました。漫才が少し過ぎたかな、という感じがします。
オスナが登場するところのシーン。テンション高いのは全然構わないのです、寧ろOKですぜアニキ。
「うーん」と思ったのは、オスナの感情がハイテンション過ぎて読めない所です。
シュカがすぐにゼムスへ近づいていたという事もあり、上手く彼女の感情が整わないまま話が進んじゃったというのも
あるんでしょうけど、「リアリの傍に居てあげなくっちゃいけないでしょうよ、アンタはっ!!」という感じの
台詞が欲しかったなーと、思いました。
あくまで個人的な要望ですけれども、ね。


「ゼムスとリアリのアイコンがリファインされているーっ!?」とか、「演出が更にパワーアップしてるだとっ!?」とか、
「アイテム加工出来たり、ゼッくんをパワーアップ出来るなんてっ!?」など、様々な所に改良点が見られて良い感じです。
少し苦言を呈しましたが、それ程このシナリオに対する期待も大きいですよっていう表れだと思っていただけると、幸いです。
あと、『KD_10.eve』があったのはビックリしましたとさ。