なかなか本を読めないの

僕という人間は、最初の見えない壁をどう乗り越えていくかが重要だ、という事に気付きました。
例えば読書。ここに司馬遼太郎全集19、『峠 一』という本があるわけですが、
500ページをゆうに超すなかなか読み応えのある代物でございます。
分厚い本、河井継之助という自分にとってはあまり馴染みの無い人物を題材にしている作品――。
こういう類の本には、どうしても尻込みしてしまう。こう逃げ腰になってしまう事の、何と多かった事か。
行動を求める陽明学からしてみれば、僕のような人間はただの臆病な人に思えてしまうんでしょうな。


とりあえず、『峠』を50ページほど読み進めてみました。50ページ読むのに1時間以上掛かるけどさっ!
うーん、じっくりと腰を据えて読みたい本だ。