いつもの反省会

某氏からラスペの感想を頂きました。有難うございまするー。
よっしゃ! 恒例の反省会だっ!

「物語の核となる部分での描写に、違和感を覚える」
その類の指摘は、何度されただろうか。
自分は良かれと思って書いたものが、他の人の眼では歪みに映る。
客観性が無いと言われればそれまで。
描写能力に問題ありと言われても、文句は言えない。
自分の世界観を描写する事は悪い事ではないが、
それを他の人に「説明する」能力は、人によって差が生ずる。
説明する能力が無いならば、説明する必要のないくらいの圧倒的な世界観を描き切ればいい。
ただし、それは並の人間が出来る事ではない。
ならば、能力を見につけなければならない。


その努力すら行わないのでは、伸びるものも伸びないに決まっている。
僕には、物事を完成させる努力を欠いてしまう傾向がある。
一つ作品を作れば終わり。
自分で検証することなく、他の人からの突き上げを食らって初めて、自分の立ち位置がわかる。
人はそれを、愚かと言う。


そして、また転ぶ。
どうしてだ。
何でまた、同じところで躓く。
……いや。
忘れているんだ。
前に転んだ原因を考える事無く、突き進む事だけしか考えないからこうなる。
忘却の才能なんて要らない。
欲しいのは、同じ失敗をしない心。
切に願う事柄だ。


だけど。
本当に「考えて」いる?
ただ失敗に凹んでいるだけでは、失敗したという事象に酔いしれているだけなんじゃない?
酔いを醒まして。
もっと真摯に、どうすれば面白くなるのかを考えた方が、価値的だと思うんだけど。
ねぇ、どうだろう?