『死神遊戯』アン武さん 7話まで
久々の感想。やろうやろうと思っていたシナリオの一つでした。
大丈夫、僕も変身ものとか殆ど知りませんから! ナッカーマ、ナッカーマ!
各話で感想を書こうと思ったけど、4話以降の展開がとてつもない方向に進んでいったお陰で、
メモる事すら忘れちゃいました。
なので、総評になっちゃいますが、その辺りはご容赦を。


何もとりえがなく、ヒーローにあこがれる青年、僕。
真子を助ける為にトラックに突っ込んで、天国で「死神になりましょう」という所から話が進みます。
何だか善行ポイントというものを稼げば、次は良い待遇で生まれてくるんだそうな。
……うさんくさい。


えーっと。
4話の正樹が変身するシーンから、『死神』たちの殺し合いパレードが始まりました。
5話で鬱屈したいじめの描写から、自宅での痛快なまでの虐殺絵巻。
6話ではライバル正樹を打ち倒し、7話で血みどろになる事で見えざる手を可視化させたり。
とてつもなく流血描写が多いんですが、それはこの世界観だからこそのものですしね。
というか、アン武さんは楽しんで書いていらっしゃるんじゃなかろうかと邪推をしてしまいました。
(間違っていたらゴメンなさい!)


展開も、デンプシーロールのように襲い掛かってくるので、飽きることはまずありません。
ちなみに、一話一話重いですよ! シナリオとしての容量は少ないでしょうけれど、重いっ!
所々で入るアイキャッチも凝ってますし、
何よりも必殺技+6話の敵をなぎ倒していくシーンなんかは、見ていて痺れました。
こういう演出が出来る人は、純粋に羨ましいです。すげー。


ちょいと気になったところで、3話の勝利条件が、前半も後半も同じなのかなーと思ってみたり。


ということで、とても楽しませていただきました。
つか、アン武さんは『狂気』を書かせたらこの界隈で右に出るものはいないんじゃなかろうか。
……いや、褒め言葉ですよ?