『死神探偵スズキ』 浦瀬ヒガタさん 第5話まで

やろうやろうと思っていたシナリオの一つ。
こういう独特な雰囲気は好きですよー。


すげー、アイコン全部自作だ!
死神探偵と名乗るスズキという男と、死神の女の子が、オカルトチックな問題を解決(?)していく物語。
基本的には、1話完結型の物語になっているけれども、
4話まで進めて、どれ一つとして救われる話がないっ。
1話の女性の最期は何気に感づいたなぁ。
2話の男の子は、マセ過ぎて現実味に欠けるなぁと思ってしまった。
3話のパラレルワールドの観念云々は、シュタインズ・ゲートをプレイしていたから多少はわかったけど、
何も知らない人にとっては、ちょっと判りにくかったと思う。せめて図でもあればなー。
4話のは……。「逝きそびれ」の彼女を完全に倒していないだなんて、死神さん仕事して下さい。
5話は加害者じゃなくて、猫のタイガーがメインでした。猫も鼻利くんだなぁ。


どの話も、人の心の「弱点」を突いたもので、僕としてはとても興味深くプレイさせて頂きました。
自殺・逃亡・殺したという事実からの逃避・恋焦がれていた人への情念。
彼らの見せた内面を、スズキは怖いくらいに冷徹に見ているなぁと。
……ひょっとして、そういった事をも凌駕するような出来事に遭ったとか。
それとも、スズキもどちらかというと現実から逃避する思考の持ち主なので、
そんな彼らに同属嫌悪を抱いていたりとか。


何気にサクッとプレイできるので、続きもやってみようっと。