しっぽをつかんだぞぉぉぉっ!!

『BraveEdge』 第25話後半まで きぇ様

や、やっとこさ更新話まで進みました!
ジルバの兄貴が最後の最後まで二段構えで貫き通したり、
プラスが何だか洗脳から解けてるっぽいとか、色々あったりしましたが、
今回の主役はエビアと海奈でした。


後半はじまって、色々やらかすんだろうなぁと思っていましたけど、
まさか空間をも自分の『世界』へと変化させてしまうとはっ!!
彼女の醜さゆえ、苛められた過去。
お友達欲しさに、それを取り込め(食べれ)ば、ずっと自分の中にあると思ってしまう錯覚。
そうして歪んだままに膨張させていった想いが、
今回の戦いに全て表れていたんだなぁと思います。
あのおぞましい空間は、エビアそのものなんだろうと。
つか、「おともだち」とか「みなさん」とかも十分怖いって!!

それを冷静に見ている海奈が、よい対比として表れていました。
確かに、彼女も自信が無くて、お姉さんに頼ってしまう『弱い』心の持ち主でした。
早紀やサーペント達の仲間に囲まれて、色んな事を体験して、
自分がやらなきゃダメだっていう思考に行き着きました。
人間、参考とする人によってこうまで変わっちゃうんだなぁと感じました。
つくづくお父様怖ぇな!


戦闘面について。
25話前半は、第1陣をやっつけた後、
ずっと待機してEN充電してたお陰で、あとの展開はさほど苦労せずに済みました。
……邪道と言われようと気にしないのさ!!
流石に、ジルバの二段構えにはビックリしましたけどっ。
25話後半は、途中でセラを落とされてしまった為、1度やり直しました。
肉塊を壊すのはサーペントとセラに任せて、あとの3人でエビアに攻撃を仕掛ける戦法で。
早紀の攻撃で止めを差せず、セラで倒しちゃったのは良い思い出です。
空中ユニット万歳っ。


ここまでの感想――、とか書きたいのですが、
書いてたらとんでもない量になりそうなので、程々に。
BreveEdgeの売りは演出面にあると思いますが、
個人的には、主人公ズの成長物語がとても俊逸だなと感じました。
全てのキャラクターに、言うに言われぬ過去や傷を背負っていて、
それを一つひとつ、色んなダメージを負いながら乗り越えていく様は、
とても人間臭くて、それでいて無理のない展開だなと感じます。
それ故、容赦の無い展開が襲ってきたりしますが、個人的にはそういうヘビーな奴も好きな訳で。
作者さんとしては、大体の道筋は見えているようなので、これからの展開に期待しちゃいます。

演出に関しては、SRCの小さな画面をこれでもかと言わんばかりに
グイグイ動かしまくってます。
つか、アニメーション技術凄すぎますって!!
かといって派手すぎるだけではなくて、細かな演出にもこだわっているので、
その辺りがニクいっ。
海に着地する時には水しぶきとか、いやぁ実に細かいっ。
今回の25話の後半の『エビア』は、身震いしちゃいましたけどさっ!!


これでも抑えた方なのですが、長くなっちゃいました。
それだけ衝撃的だったというか、自分の価値観を良い感じで壊してくれました。
間違いなく、ハイレベルなシナリオだと思いますっ。
きぇさんに置かれましては、これからも頑張ってくらはいなのですよっ!!