本日の昼寝

休みという事もあり、昼寝していました。
何か寝ていないと全然体力と精神力が追いついていかないと言うか。
その時、こんな夢を見ました。


夜中の学校。
祐巳が虚ろな目をしてうろついているのを発見。
俺は怖くなって由巳から避けて歩いていた。
しかし、北側の3年生達の教室の階段に辿り付くと「カラン、コロン」という音がする。
俺は3階から1階へと下っていた。
気がつくと、祐巳が俺の真後ろに立っていた。
「ひっ!?」
俺は一目散に階段を駆け下りた。
2階、1階、地下1階……。
あれ? 地下1階なんてうちの学校にあったか? そう感じたときにはもう遅かった。
地下2階へと続く階段の先は暗闇に覆われていて、視界は全く効かなかった。
その真っ暗闇の中から、有に3メートルは越すと思われる桶が出てきた。
「カラン、コロン」
その桶の真中には大きな目玉が一つと大きな唇がついていた。
「何しに来たんだ?」
低いゆったりとした声で、その桶は喋ったのだ!
俺は恐怖で足がすくみ上がってしまい、一歩も動けないでいた。
「迷い込んでしまったのよ」
後ろから声がした。虚ろで赤い目をしていた祐巳は何時しか俺の後ろにいた。
「そうか、それは難儀な」
桶はそう一言発すると階段に腰を下ろし、その大きな一つ目で優しく俺を見てくれた。


様々話をした後、祐巳は口を開いた。
「私ね、ずっと不登校じゃない。学校がある間、ずっと家で寝てばっかりしているのよ、私。
 そのせいでね、夜全然眠れなくなったの。昼間寝ている分夜動いてしまうと言う訳。
 夜の方が色んな人がいて楽しいわよ、私、夜の学校の方が好きだもの」
「そんな虚ろげな目をして、考えられないほど赤い目をして、どこが楽しいんだ馬鹿野郎」
「孝之君も夜の学校に来なよ。お姉様だってたまに来るんだよ?」
「馬鹿なっ!? ロサ・キネンシスもこんな事しているのか!? まさか山百合会全員か……?」
「ううん、今は私とお姉様だけよ。お姉様って凄いのよー。髪をシュルシュルーって伸ばしてね。
 最初私が夜の学校に来たとき、お姉様ったら私だって事判らなかったみたいでね、
 私、お姉様の髪で縛り上げられちゃったんだから」
訳が判らない。何だそりゃ。これはきっと夢だ、夢に違いない!
夢ならば覚めてくれよ―――!!


…………。


と言う事で、覚めました。うろ覚えですが、こんな感じの夢でした。
このシチュエーション今日で2回目です。祐巳が夜中の学校をうろついているって話。
つーか何故祐巳なんだろうとかいう突っ込みは止めましょう。
僕だってすんごい疑問なんですから。
あと、これが出てくる前には「音楽用語、velocityの意味は何?」とか
マリア様がみてるの最新刊の名前は何?」とかいう問題を同級生に投げかけてました。
マリみて最新刊の名前は、自分が問題出していたのに答え知らなくて問題出してました。
ちょうどその横を歩いていた祐巳が「『妹(スール)オーディション』よ、バカ」と
某婚約者のような感じで教えて下さりました。
いやぁ、夢ってなかなか面白いものですね(笑