SRCプレイ感想

『マキマキ』 Chapter1-4まで
そういえばランガーさんからラスペの感想貰ってたんですよね。
たった2行だけでしたが、自分のシナリオの悪いところをズバッと斬っていただいたと言いますか。
そのお返しといっては何ですが、プレイしてみる事に、マキマキ。
最初は女の子が女の子を好きになるという、所謂『百合』な展開で物事が進んでいくのかなーとか思ったら、
3話辺りから話が大きな方向に。
というかイレギュラースペルって!!
……あー、『LastSpell』に出てくる「レア・スペル」と同じものなんかなーとか思ってたら、そうでもなく。
感情の昂ぶりや言い知れぬ絶望を極限まで感じた時に発動するそうです。人それぞれに違う能力が備わっていたりとか。
ラスペの「レア・スペル」よりも判りやすいですね。もっと勉強しないといけないですね、ハイ。
そして発動すれば何でもマルッとサクッと解決ー、とかそういう展開にしなかった作者さんに拍手。
瀬名さんの女の子嫌いの因となった姉が出てきて、イヤでも付いていきたくなかった”ナイツ”にあっさりと付いていってしまったのですが、
それは暗に含ませていた伏線とかそういうのが上手く合わさっていた為、「ああー、そういう行動にも出るのか」と頷きました。
姉さんとどれだけの関係かは、流石にあれだけのやり取りでは推し量る事は出来ませんけれども。


世界観がしっかりして、尚且つキャラクターが活き活きしているんで、楽しんでプレイさせていただきました。
人間の動きもアイコンを使ってしっかりしているので、状況が判りやすくて良かったです。
個人的には2話の瀬名さんと忍ちゃんの会話がいい感じだったと思います。
細かい台詞回しは置いておきますが、瀬名さんが忍ちゃんが勘違いで攻撃しているのを判って、
それでいて怒らず、自分も貴方も友達なんだと心を許そうとしている姿に、ほんのりと心が温かくなりました。
その優しさが、”ナイツ”に漬け込まれたわけですけれども、それも瀬名さんの性格なんだなー、と。