ラスペ製作状況

19話9kb。
他の人のシナリオをプレイすればするほど、自分は何も考えずにシナリオ作っていたんだなーと痛感します。
ラスペを書いていく中で今一番気をつけて書いていることは、以前適当に作った伏線をどう処理していくか、という事です。
前半で後先考えずに伏線つけたり含みを持たせるような事を言わせているので、
「ああ、以前こう言ってるから知ってないでは済まされない」とか、
「何でこの人はこんな行動とってしまったんだろう」とか、
本編を進める前に伏線をどうやっつけていこうかと悩んでいるわけです。
昔の和光のシナリオ製作は、
  アイデア思いつく → 思いついたものを脳内で温める(妄想を広げる) → 即シナリオに落とす
という感じでしたが、今こういう作り方をすると、伏線関係が原因でチグハグなシナリオが出来上がってしまいます。
今の和光のシナリオ製作は、
  全体のプロットを考える(簡単に) → 1話分のプロットを細かく考える → 
   書きたいシーンから書かず、頭から書き始める → 執筆速度が上がるまで没の繰り返し →
   速度が上がるとなし崩し的にシナリオを製作していく(人、それを勢いのみで作っているだけという) →
   自己満足に浸って更新 → ダメだしされて凹む(→ 他人のシナリオをプレイして更に凹む事もあり) →
   凹み疲れて(約1ヶ月程度)、やっとこさ自分のシナリオに目を向けられる状態になる →
   更新分の流れと全体プロットとの照らし合わせ・こじ付け → 【最初に戻る】
大体こんな感じです。
製作スタイルは人それぞれだとは思うので、自分としてもとやかく言うつもりはありません。
ただ、どうしても今の執筆スタイルではラスペを書き切る自信が無いのです。

短編だったらいざ知らず、長編にチャレンジするとなればそれ相応の準備や企画、方向性やプロット等々、
色々考えなければいけない事がたくさんありますから。
……今までそういう事に目を向けなかった報いが来ているだけなのですけれども。
終わりが見えてきた分、どう終結へと繋げていくのか――。
ひょっとしたら、自分の執筆スタイルも転換期が来ているのかも知れませんね。