SRCプレイ感想

『テントエルモの虹』 TEM_01まで
昆虫をベースにしているロボット物と聞くと、ダンバインを思い出すというのは禁句なのでしょうねっ。
初っ端であの音楽が使われていて、何か拷問が始まるのかとドキドキしてしまいましたが、
ただの世界征服の計画でしたか。チッ。
……というのは冗談です、はい。
全アイコン自作というのは凄い事ですし、シナリオ作者としても理想としたい所でもあります。
それに加えて、ユニットの全身絵や戦闘コスチュームまでっ! もうわやくそ(滅茶苦茶の意)ですわっ!
ストーリーも非常に丁寧に作られており、プレイしていて楽しい雰囲気や世界観を十分感じることが出来ました。
ああいうギャグはほのぼのさせられます。見習いたいところですよ、ホント。
そして暗号が「天道虫」だなんてっ。「ユー・エス・オー・エイト・ゼロ・ゼロ」並みのセンスだよっ!!
1話のみの公開で物語の導入という感じでしたが、1話並みのクオリティを維持してくれる事を期待します。


シナリオの中身に対する感想ではないですが、感じた事を一つ。
どのような作品でもそうですが、日常生活と非日常な出来事をどう描いていくのか。
普段では考えられないような非日常な状況が発生し、SRCでは戦闘シーンでその状況を描写していきます。
(場面設定が戦場だったり戦う事が日常茶飯事であるなど、そういう状況は除きますが)
『テントエルモの虹』は日常と非日常の転換が上手く出来ている作品だと感じました。
戦闘シーンへの展開が丁寧で、敵方がどうやって・どういう理由で現れたのかも判りやすく描写されています。
普段の状況から非日常への転換が御座なりになってしまうと、プレイヤーに違和感を与えてしまいます。
その転換方法は様々あるので、何が良いと決める事は出来ません。
シナリオの世界観に照らし合わせて一番良い方法で行えば良いのかなーと、自分なんかは思うわけですが。


何だか説教臭くなっちゃいましたね。
まぁ、そんなこんなで期待しておりますよー。