『第一回SRC学園シナリオコンペ』 全5話
フォルさんが「この日記を読んだSRC関係者は、第3回シナリオコンペに参加してくれると嬉しいなー」なんて書いていたので、
一体どういう物なんだろか、という事でプレイしてみました。


○『結婚は人生の墓場』 木藤さん
シナリオコンペ発起人らしい、サンプルチックな話だなと感じました。
登場人物が次から次へと出てくるので、ちょっと混乱しそうになりましたが、話はいい感じでまとまっておりました。
最後のアレが無いと、由美先生はあのまま独身で貫いているんだろうなぁと思ったりして。


○『最上薫の華麗なる一日』 浦瀬ヒガタさん
最上薫というキャラクターを上手く料理できているなぁと感じました。
このキャラだからこういう無茶が許されるというか、こういう人が居ると楽しいだろうなと思いましたし。
あと、最初の戦闘は好みです。相手を倒すだけが全てじゃないですものね。


○『相馬セリカの風紀委員闘争日誌』 マガツさん
風紀委員とその先生のお話。……なのですが、いまいち風紀委員の奮闘ぶりが判りにくかった感がありました。
先生の目的・風紀委員の何たるかをプレイヤーに提示する事にもう少し腐心して欲しかったなぁというのが正直な所。


○『心の鍵』 マイヤーさん
臨床心理士+それに基づいた能力を持つ教授のお話。
5つのシナリオ中、教師と能力とが上手く合わさっているなと感じました。
全体的に重い印象を受けるのは教授の性格のせいなのもしれぬ。


○『鉄拳聖祭』 プラチナ木魚さん
あっはははは!! これは凄い。
パロディのオンパレードに付いていけない所があったけど、それをカバーして余りある勢いがありました。
やっぱりマップ上での演出は偉大なんだなと感じました。
あと、落書きしているチラシを載せるのは感銘を受けました。その発想は無かった。僕には真似できねぇよ!


作者ごとに調理の仕方が全く違っていて、5色のシナリオを味わう事が出来ました。ごちそうさまー。
一話簡潔なのでサクッとプレイ出来ますし、こういう企画は面白いなーと思いました。
そして第3回シナリオコンペ、どうすんべかなー。
僕が書くならば、キャラクターを作った人の思い通りには動かさないだろうなと思うけども。
うんまぁ、考えておこう。
……ラスペやら書かなきゃならないシナリオもあるけどさ!