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凄く久しぶりな感じがします。
『戒音旋律セネバネ』 7話まで
一気にプレイしてしまいました。どばーっと。
気になったところを箇条書きで。
○世界観が独特
世界はA階・B階・C階に分かれています。天国・煉獄・地獄みたいな感じですね。
B階で何気なく過ごしていた青年は生きる価値も見出せず、世界の歯車の一つとして組み込まれようとしていた。
そんな青年の前に突如現れた少女、セネバネ。
生活していく中で、実の兄妹のような感情が芽生えてくる。
それは、世界をも変える絆となるのだろうか。
○戦闘システム
《アレンジ》というシステムが搭載されていますが、
それを使う事で全く違った武装にチェンジする事が出来ます。
ただし、通常・アレンジどちらの武装も一長一短あって、
それを上手く使っていかないと勝てないという感じです。
○凄く読みやすい
さくさくプレイ出来た一番の要因は、難しい言葉を使っていない事です。
台詞回しも人間らしくて良い感じ。飾り気が無いというのは非常に好印象。
ただし、改行はして欲しかったなぁと。
○設定の出し方が丁寧
プレイヤーは、作品の世界観を全く知らない状態から始まります。
最初こそ、その世界観の説明はありませんでしたが、逆にそれが良いスパイスとなっています。
キャラクターが理解するのと同時に、プレイヤーもその世界観を知る事が出来るというのは
良い設定の説明の仕方だと思います。
○実はアレンジ使っていない方が強いぞ誠一!
メジャー時の最強技はナックルダッシャー。
>> ナックルダッシャー, 1700, 1, 1, +0, -, 40, 110, BACA, +10, 突
マイナー時の最強技は決めジャンプバスター。
>> 決めジャンプバスター, 1550, 1, 1, +0, -, 40, -, BACA, +0, 接
確かに、戦闘開始時から使える技としては最強なのですが、
気力115を越すと1ターン必ず「忍耐」が付いてくる
メジャーの方が使い勝手が良くなるという罠。
『セネバネ』は気力溜まるペースが速いので、アレンジの魅力をあまり感じないなぁと。
○壁さんも自分の命が惜しい
援護の悪い癖で、どうしても自分が倒されるダメージを喰らってしまうと計算してしまうと、
援護するのを止めてしまうのです。
なので、壁さんがご主人様護らなかったので、ご主人様倒しちゃいましたよ?
様々細かいところを突っ込んでしまった感はありますが、
独特の世界観でプレイヤーを引き込んでいるな、と感じました。
MAP上での人形劇が殆どで、キャラクターの動きが非常に良く分かりましたし、
あのテロップ演出も健在なのも嬉しいところ。タイトル演出もいぶし銀を放っていて好きです。
物語は大きな変化をもたらすようなものこそありませんが、
誠一とセネバネとの兄妹愛(?)というものがコンセプトとなっているっぽいので、
それを中心に物語が進んでいくものと感じます。
何はともあれ、7話終了時には「ああ、早く続きがプレイしたいぞ!」と思わせてくれました。
paperさん、シナリオ制作頑張ってくださいましー。
あ、因みに7話まで無改造でクリアしました。無改造プレイ万歳。