久しぶりの感想だ……っ!


強襲遊撃分隊の日常 リドリーさん 4話+外伝その1まで
マップ演出が細かいよ!
ワンカップ投げて、それを受け取る仕草までアニメーションで表現してるだとっ!?


○1話
田端さん人望たっぷりじゃないですか。
彼は根は真っ当な人なんだろうけれども、やってしまった事が悪かった。
女房質 → 女房室 だろうか。


○2話
後半戦、敵の数多いなぁ。
何を思い立ったか、ヒント見ずにプレイしてる事に。
とりあえず、ゾンビ達は小夜・リズコンビ、後ろからさつきで攻撃して何とか屠る。
残ったスケルトン達は2人で片付けていくという作戦でやってみる。
と思ったら、ゾンビ増援だとっ!? 増援あらかた倒したら、バーベム卿自ら動き出したっ!?
予期せぬ出来事が次々に起こりましたが、何とかバーベム卿も倒しました。
熱血+ひらめきは本当に素晴らしい。これが無いと卿には絶対に勝てませんでした。
惜しいなぁと思ったのは戦闘後。3−1での描写が冗長に思えてしまいました。
この辺りは感性の問題なんだろうけれども。
しかし、このシナリオにおけるお笑いシーンは貴重なんだよなー、むーん。


○3話
とりあえず、霧ノ戸陰さんにはおでこに水を垂らし続ける拷問をやって欲しいものです。
効果が出るまでには時間がかかるけど。
悪い事に対して怒るのは大切だけど、怒りを押し殺さなければならなかったり、
その怒りをぶちまけるタイミングが大事なんだよという事を教えてくれました。


○4話
不器用な生き方をしている人が好き、か……。良い言葉だなぁ。
苦悩する彩香の姿にグッと来るものがありました。
今まで隠してきたものをさらけ出してしまうが故に臆病にならざるを得ない。
だからといって、このままでは隊長として任を果たす事は出来ない――。
能力がある故に虐げられた者と、能力のない故に力を出し切れなかった者。
その対比が旨く描けています。
同じ境遇に身を置く者同士だからこそ、分かり合えたものがあったのでしょう。
戦闘終了後、こちらも爽やかな気持ちになる事が出来ました。


○外伝1話
シンさんと鈴音さんがコンビを組むときのお話。この話を通して、二人が好きになりました。
特に鈴音さん。普段は飄々としていながら、いざという時には締めてくれる格好良さに痺れます。
二人がお互いに認め合ったからこそ、「体に触れる」という当初の目的は達成されたわけで。
ただ、そんな目的なんか必要なくなるくらい、お互いの信頼関係は出来たのですけれどもね。
「実はあん時ね…すげー嬉しかったんでござるよ」という言葉から、鈴音さんも本当は怖かったんだろうと思うのです。
相手を信じ抜く事。そしてお互いに信頼が生まれた時、とても嬉しい気持ちが沸いてきたんだなぁって感じるのです。
愚作 → 愚策 かな。


○まとめ
奇をてらった展開は無く、ストレートにプレイヤーを楽しませてくれるシナリオです。
ストーリー全体はとても考え抜かれているものだと感じました。
特に好印象なのが、敵方の心理描写。
その人物がどうしてこういう状況になってしまったのかを描いてくれているので、敵といえども同情してしまうと言いますか。
4話のそれは、とても巧みでした。
鈴音さんのあの直接的な表現は、人を選んでしまうかもしれません。
ただ、それがスパイスになっている箇所もあるので、いけないと一概には言えないところ。
ところどころ、描写が冗長になってしまっている箇所があるかなーと。
その原因としては、戦闘後にも物語が続いてしまう所にあるのかもしれません。
個人的に「戦闘シーン=その話の盛り上がりが最高潮に達する場所」という認識がある為、
それ以降にボリュームのある展開が続いてしまうとお腹一杯だよ! とか思ってしまうのかも。
僕自身、そういう認識を改めないといけないのですけれどもさっ!


時間的な余裕が無かったので、今日はここまで。
4話にして動き出した黒幕が非常に気になりますので、続けてプレイ出来ればなぁと思います。